ぽこさんの暮らし

へなちょこ母さん、資産形成リスタート

ぽこさん、投資用語の解説をする 3

追記:
「ROE(自己資本利益率)」と自己資本比率が言葉としては似ていますので追加で説明を加えました。もしよかったら読んでくださいね。(4/8追記)

 

こんばんは。
ぽこです。

暖かくていい天気でした☀️
過ごしやすい、という期間が最近はあまりに短く、一気に夏日のような気候になってしまいますので
この時期の過ごしやすい気候を堪能したいと思います☺️



ここまでの記事で
投資、とりわけ株式投資初心者の私がわからないながら進めてきた中で
「この言葉ってなぁに?」と私自身がつまづいたものをピックアップして解説してきました。

pokosan34.com

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今回は「割高」か「割安」かを判断するためのものさしとなる
PER(株価収益率)PBR(株価純資産倍率)とは何か?を考えてみたいと思います。

今までは仕組みや用語の意味を理解することができなかったので
よく言われている

PER 15倍以下 が割安
PBR 1倍以下が割安の目安   
として この数値に当てはまる「割安株を探そう!!」

としてきました。

よくわからないけど15倍以下だから、1倍付近だから、 で選んでしまって
ほんの少しのモヤモヤを残しつつ進めてきました😅

でも、せっかく投資の勉強をし始めたのならなんとなくわかった気になって進めるよりも
時間がかかっても「わかった!!」とスッキリしたい☺️と思います♪
そこで見つけたのがこちら↓
SBI FXトレードのYouTubeチャンネルに飛びます。

◉【PERPBRROEROA大全(前編)】トヨタvsホンダvs日産vsマツダを株価指標で比較。ROE15 %以上だと超優良企業?(さくら咲く!マネーラウンジ #18-2

https://youtu.be/yQZXghLTrh8?feature=shared&t=310
↑5:10あたりからPER/PBRの説明が始まります

◉【PERPBR大全(後編)】計算式は忘れろ!PERが割高・割安を表す理由。ホンダは割安!?株価指標でトヨタvsホンダvs日産vsマツダvsスバルvsスズキを斬る!(マネーラウンジ #18-3
https://youtu.be/LdgJJw0HV_E?feature=shared

どちらも長い動画で私も1回では掴みきれず😅
でもわかるとわかります!!スッキリした🎵

今回はこれらの動画+ネット上のお勉強記事を読んだ私なりの解釈をまとめたいと思います😀

 

投資用語でよく聞く「PER」「PBR」「ROE」ってなぁに?

PER/PBR/ROE の用語解説をする前に
そもそもどういう場面でこれらの用語を使用するのか、まずそこからたどりたいと思います。

貸借対照表(バランスシート)と損益計算書の2つの違いや見方を知ろう

PERやPBRの意味を調べていくうちに「貸借対照表(バランスシート)」と「損益計算書」というこれまた難しい用語が出てきました。

貸借対照表(バランスシート)とは?

 

ざっくり言い過ぎですが↑こんな感じ。

左と右の合計金額が常に一致するから「バランスシート」と思えばすごくわかりやすいです☺️

それに対して

損益計算書とは?

これまたざっくりですが↑こんな感じ。
貸借対照表ある特定の時点(例えば決算日とか)の数値に対して
損益計算書は「1年間にどれだけ稼ぎましたか?」の数値です。
特に「純利益」の部分が株主にとっては一番大事になってくるところですよね☺️

あっ、でも「純利益」が出てくるまでのいくつかの「利益」と呼ばれるものについても知っておいた方がいいですよね♪
(って、私全くの畑違いのところにいるものですから↓すらもはっきりとはわかっていませんでした💦今回、投資の勉強の延長線上でようやく掴んだ、ってところです)

貸借対照表と損益計算書の関係をつなげてみよう

2つの関係を繋げる際に大事なキーワードはこちら↓ようやく、株式投資の際に聞き慣れた言葉が出てきた😅

この「時価総額」をそれぞれのものとの関係で見るのが「PER」と「PBR」

この図式の中でどうしても覚えることは2つ。

純資産のことを「Book value」と呼ぶこと
利益のことは「Earnings

Priceはだいたい何を指すのかわかります。

時価総額と資産の関係で見るのが 『PBR』
時価総額と利益の関係で見るのが 『PER』
図式から見たPERの説明

動画では「PER」の説明としてマンションに例えられていました。
(ここでは数値をわかりやすいように変えますけど...)

◉Priceのところ=時価総額=10億円でマンションを購入したとする。
毎年5億円の家賃(=利益)入ってくるとしたら?
→2年で元がとれるということ。 これをPERの用語では2倍、と記す。
◉でももし、2億しか家賃が入ってこないとしたら5年かかる、
ということは利益に対して時価総額は5倍。
◉じゃぁもし入ってくる利益が1億だとしたら?
それは10年かかるということで利益に対して時価総額が10倍、ということ。
つまりは長い時間をかけないと元を取れないということ。
◉利益効率がいいのは2倍、5倍、10倍と比べた時に数値の小さい方が効率が高い、ということですよね?   という説明でした。


で、
このPER 、上場している銘柄の平均が15倍なんだそう。
あぁ、だから15倍以下かどうか、と言われているのね、と納得🎵

でもこのPERという数値だって中小企業か大企業か、でも違ってくるだろうし
業種によっても平均値は変わってくるのだそう。
もし比べるとしたら
同じ業種の中で比べる
その企業の過去のPERの数値と比べる

のがいいんだそうです。

図式から見たPBRの説明

図でいうところの①と②の関係の方がわかりやかったです☺️

◉今、持っているお金(負債を抜いたお金=純資産)①が10億円、
市場でのこの企業の価値=時価総額②も10億円
この場合はどちらも同じ価格なので1倍

◉でももし、②が8億だったら? 
人気があまりなくて株価が低いせいなのか理由は様々ですが
資産としては①10億あるのに②が8億だったら?
それは8÷10=0.8  1倍以下 ということになる。
でも、これって改めて、とか新しくこの会社の株を買おうと思ったらお得じゃない?
資産としてはちゃんと10億あるけど市場としての価値が安く見積もられている。
お得感あるわね、買うなら株価が安い方がいいわよね、


ということなんだと思います。

ただこのPBRにはPBR改革といって

PBR改革

東京証券取引所から企業に対して
せめて1倍にしなさいよー
そのためには企業価値の向上や株価の持続的な上昇に励みなさいねー、
という号令?のようなものが出されたのだそう。

そのためには
・自己株を買う→自己資本は下がる→PBRが上がる
・優待や配当で株主還元をする

PBRが1倍割れの企業に対して証券取引所はそういったことを求めてる、ということなんだと思います。
もちろん、資産も小さく(っていうか借金が大きい)、市場での価値も低いというダメダメな企業もあるかと思いますので一概には言えませんが
PBRが1倍以下という企業は売上や人気を上げる努力を今まさにしている最中、ってことで
株主還元が進めばのちのちの株価向上につながる、ということなのだと思います。
そういう意味での1倍以下もしくは1倍付近の企業が狙い目ですよ、ということなのかと解釈しました。

ただ、厳密にいうと
時価総額は企業ごとにバカでかい数字ですし純利益も大きな数字です。
PERもPBRも、株価によって常に変化するものですからそのバカでかい数字でいつも見比べるのではなく
便宜上 1株あたりの純利益(EPS)や一株あたりの純資産(BPS)というものがあらかじめ計算されてあって
PER = 株価 ÷ 1株あたりの純利益
PBR = 株価 ÷ 1株あたりの純資産

という計算式が出てくるのでしょうけれど
今回、私はBとEの単語だけ覚えて、それに関係する数値なんだ、
と思ったらすごく納得しました☺️


計算式は覚えなくてもPERとは何を指すのか、
PBRとは何と何の関係?ということがわかったので
ここから先は最初に戻りますが

PER 15倍以下 が割安
PBR 1倍以下が割安の目安   
として この数値に当てはまる「割安株を探そう!!」
という数値を目安にして銘柄を探せそうです🎵
計算式を覚えなくてもPERやPBRは楽天証券でも「Yahoo!ファイナンス」や「みんかぶ」のようなサイトでも各銘柄トップページに公表されていますものね。
株価によって変わる数値なので
計算式を覚えることなくこういったサイトを利用したいと思います☺️

最後に「ROE」の意味を知ろう

これもやはり計算式を覚えるのではなく
『ROE』とは文字通り 『Return On Equity』

E」の上に「R」ということ

PER・PBRの時と単語の頭文字が変わってしまうのが本当に残念😢

でもこの三角形の①と③の関係なんだな、ということ

こちらは文字通りR/E だから
ROE=純利益÷自己資本 なんだな、と解釈しました。そしてそれは%で表すもの。
株主が出資したお金である自己資本を元に企業がどれだけの利益を生み出したか

例えば
①投資家から集めたお金=①自己資本が10億円とする
その年1年間で出した純利益=③が1億円とする
①と③の関係は 1/10=0.1=10%   この会社のROEは10%だね、と言える。

とここまでこんなふうに「PER・PBR・ROE」を解釈することができて
なんだかとってもすっきりしました😀

そしてそして

ROEは15%あるとめちゃすごい!!
   10%でもスゴイ!!
        8%だってまぁよし♪ 

とのことのようです。

とまぁ、こんなふうにあらためて銘柄選びの目安としてそれぞれの関係をよく見比べつつ選んでいけたらな、と思うようになりました。

追記:

ROE(自己資本利益率)と自己資本比率の違いをつかもう

自己資本比率っていうROE(自己資本利益率)とよく似た言葉があるけれど違いはなぁに?

たしかに、日本語で並べると、とてもよく似てるね。
違いを説明するね♪

ROEとは

すでに説明してきたように
株主が出資したお金である自己資本を元に企業がどれだけの利益を生み出したか

◉図でいうところの①と③の関係を比較したもの。
◉貸借対照表(バランスシート)と損益計算書、両方を見比べるもの。
自己資本比率とは?

これに対して自己資本比率は

 

◉貸借対照表(バランスシート)だけを見るもの
◉バランスシートの中の①純資産と④資産を比較するもの
総資産に比べると自己資本の割合はどれくらいか?
↑これは資産を100とした時(左側)と(負債と純資産をたしたもの)(右側)も100ということなのでわかりやすいです。
例えば
資産④100億に対して純資産(自己資本)①が30億ならば
①と④の関係は 30÷100=0.3=10%   この会社の自己資本率はは30%だね、と言える。

自己資本比率は30%あれば健全な状態
       50%以上だとかなり良好!!

とのことです。
これもわかりやすいですね。
資産の中で薄ピンクの部分「負債」でもって資金を調達している、もしくは負債の割合が大きい会社より、
濃いピンク①「自己資本」が占める割合が高い方が安心できますものね😀

自己資本比率とROEの違い

自己資本比率は会社の「安全性」をみるためのもの
ROEは会社の「稼ぐ力」を見るためのもの