ぽこさんの暮らし

へなちょこ母さん、資産形成リスタート

ぽこさん、Googleアドセンスの申請をする その2

こんにちは。
ぽこです。

今日はいいお天気!!
暑くなりそうです🥵

さて、先日の記事でアドセンスの申請方法について記しました。

pokosan34.com

「申請をリクエスト」ボタンをクリックすると
その後

このような画面が出てきて「サイトの同意メッセージを作成する」ことを求められますね。CMPを導入して欧州経済領域(EEA)、英国、およびスイスのユーザーから同意を収集...なんちゃら、と。

欧州? そもそも私のブログはここ日本で、日本語で書いているし...
と一見スルーしてしまいそうになる文言ですが😅
ストップ!!
スルーする前に

調べてみました。

アドセンスにおいて「欧州の規制に関するメッセージ」を作成しよう

「欧州の規制に関するメッセージ」とはなんぞや?
の前に、そもそも欧州には規制があるのね、というところから始めなければならない私😅
もし、そこから知りたいよ、という方がいらっしゃいましたらどうぞご一緒に☺️
少し長い説明になりますのでざっくりまとめを知りたい方はこちらのみ読んでいただいても...
(あっ、でも全部読んでいただいた方がどうしてそのメッセージを作成しなくてはならないかがわかるのですが...😅)

GDPRとは?

GDPRとは
正式名称は「General Data Protection Regulation」です。
日本語では「一般データ保護規則」と呼ばれているそうです。
(日本でいうところの「個人情報保護法」と似ているのかしら...)

これは
EU領域内の個人データを保護するための法律で、
個人データを取り扱う際にはこういうことを守りなさいね、
といった内容の法律のようです。
当然違反した際には罰則もありますね。

さて、ここでブログとアドセンスに話は戻ります。

以前、プライバシーポリシーを作成したお話の時に

どなたかの大切な情報を今度は私が管理する側なのですからしっかりと遵守しなければ...と少し身が引き締まる思いです。


と記したことがあります。
ブログを続けるにあたり
どなたかからお問い合わせをいただいた際には個人情報を私が入手することになります。
加えて、アドセンスなどの広告サービスを利用していますので
広告配信事業者側が読んでくださった方の情報をCookie(クッキー)を使用することで入手することになります。
そのことを記した文言が「プライバシーポリシー」なんだな、と改めて思いました。

個人情報をこのブログを通して知り得てしまうことがあります、もちろん悪用は致しません、
という私自身の誓約と

◉読者の興味や配信に応じた商品やサービスの広告を広告配信業者が表示するために
Cookie(クッキー)を使用することがありますよ、それには当ブログだけでなく他サイトへのアクセスへも引き継がれていますよ、といった前置き?のようなもの

でしょうか。

自分がかつて検索したワード→そしてそれによって表示された興味ある広告→その結果気になってクリックした広告
そういったものがWebサイトには保存されていますよね。
Webに蓄積されている個人情報によってその人に合った広告が表示されるわけで
それは私のブログを訪れる時だけでなくWebを開けばどのページを閲覧しても出てきますね。
それらは広告配信業者がCookie(クッキー)を使用して読者にあった広告を表示しているということなんですね。

で、アドセンスを日本で利用する際に
「Cookieを使用させていただくことがあります」の文言をプライバシーポリシーに明記する必要がありますが(これは絶対です!!)

Cookieを使用しているけどいい?
ページごと、訪れる人一人一人に対して、訪れた人が日本国内に居住の方であれば聞かなくてよし、ってことですよね?

でもGDPRにおいては
そもそもの守るべき「個人情報」の対象が少し違います。
GDPRでは 4条(1)項において

(1) 「個人データ」とは、識別された自然人又は識別可能な自然人(「データ主体」)に関する情報を意味する。 識別可能な自然人とは、特に、氏名、識別番号、位置データ、オンライン識別子のような識別子を参照するこ とによって、又は、当該自然人の身体的、生理的、遺伝的、精神的、経済的、文化的又は社会的な同一性を示 す一つ又は複数の要素を参照することによって、直接的又は間接的に、識別されうる者をいう。

https://www.ppc.go.jp/files/pdf/gdpr-provisions-ja.pdf  より

としています。

そうなんです。
GDPRではオンライン識別子のような識別子、
つまりはCookie を用いることによって知りうる情報も守るべき個人情報ですよ、
としているわけですね。

そこでまたアドセンスに戻ります。

Google AdSenseのヘルプを時間をかけてじっくり読みました。

「欧州の規制に関するメッセージを作成する」に至る理由、作り方は
ざっくりまとめると

◉そもそもGoogleはユーザーの個人情報を決して販売しません。
◉アドセンスとしましてもGDPRはもちろん遵守します。
◉そのためにもアドセンスを利用しているパブリッシャー(これがブログを書いている私のことだと思います)もGDPRを遵守してね
◉GDPR遵守のために個人情報の対象となるCookieについて
「Cookieを使用しますけどいいですか?」の同意をちゃんと得てね
◉同意を得るためのツールは自分で用意してもいいけど、大変だったらGoogleが認定した「同意管理プラットフォーム(CMP)」やっと出てきた!! があるからそれを使ってね

ってことなんだと思います。

はぁーーーっ。
ここに至るまで長くてすみません😅

ここまでの内容は
GDPRとは?個人情報保護法との違い、日本の立場、会社がすべきことをわかりやすく解説 | SDGsコンパス
のサイトを参考にさせていただきました。
こちらのサイトでは企業において守るべきもの、という立場でのお話でしたが
GDPR遵守はGoogleアドセンスとしても呼びかけているわけですし
アドセンスを利用する身としてそもそもGDPRとは何か、なぜ守るのかを知ることができました。

と、GDPRとは何か、日本にいて日本でブログを書いている私が「同意を得るためのメッセージ」をどうして作成する必要があるのか、

がわかりましたので
いよいよ作成の手順です。

欧州規制メッセージ作成の手順

1.一番左にある「同意作成パターン」にチェックを入れて「送信」ボタンをクリック

すると↓のようなメッセージが出てきます。


メッセージ作成のためにGoogleのCMPを利用しますよ、ってことですね。
で、この時作成されるメッセージというのが最初の設定のままだと「英語表記」になるようでして💦
それだと管理している私にはわからないので管理側がわかるように設定を変えます。

2.日本語表記に設定する

先ほどのページで「設定」をクリックする

↓ここのページに飛んできます。「メッセージ」タブをクリック


↓このページの「名前」のところに先ほど作成したものがあるはずです。それをクリック

すると↓のようなものが出てきます。

英語表記ですね。
これがEUで私のブログに訪れてくださった方がいらっしゃった場合に目にするメッセージですね。

ただ、先ほども言いましたように管理する私がわかるように設定を修正します。
やることは↓の5つ。

最後⑤「変更を公開」をクリック すると

と出てくると思いますので 「公開」をクリック

これで設定完了です!!

もちろんこれはGDPRを遵守した場合に...ということなので
同意するか否かのメッセージを作成しなくてもいいのかもしれません。
ただ、Google側はGDPRを遵守する、と決めていますので
このメッセージを作成していないとアドセンスにおいて欧州経済地域と英国では広告配信できなくなります。
私のブログがヨーロッパ圏内からアクセスがあるかどうかはわかりませんが
Google側で「これは設定してね」と言われている以上作成した方がいいと思います。
アドセンスの管理画面からこのメッセージが表示された回数や同意選択率なるものも見られるようです。(もちろん今は0ですが...)

遠くヨーロッパからブログに訪れてくれるのもワクワクしますし
でも、そちらにはそちらのルールがあるのならそれに従いたいと思います☺️
もちろん
「えっ? Cookie 使われちゃうの? ちょっとイヤだな😢 」と退出することを選ぶのは見てくださる方の自由ですしね。

プライバシーを守るとは...がちょっとわかった気がしました。