こんにちは。
ぽこです。
少し間が空いてしまいました😅
コンスタントに更新できたらいいのですが...
まぁ長く続くことも一つの目標ですので無理せずできる範囲で進めます。
今週は寒いスタートですね。
暑かったり寒かったりで体にこたえます😢
そうそう!
楽天SCHD 5月の分配金が出ていましたね😀
保有銘柄中、投資信託のうち分配金ありの銘柄はこれとあと一つだけなので
とっても嬉しいです🎵(かけている額が少ないので分配金も少ないですが😅)
分配金については以前の記事で詳しく触れています。
もし良かったらご覧くださいね。
pokosan34.com
5月の分配金についてはまた今度ゆっくりと...
その他、投資を始めてから私がわからなかった用語についての解説もしています☺️
さて、前回までの記事で決算を終えた保有銘柄の動きをまとめました。
その際に新たにわからない用語も出てきましたので
少し調べてみました👍
株を選ぶ際に重要なポイントとなる「配当金」
株を選ぶ際にまず気になるのは「配当金」ですね。
株価の上昇によって利益を生み出してくれるのももちろん嬉しいですが
それはあくまでも「売った」時に確定するもの。
なかなかどうして...
売りどきがつかめないままでいる私ですので
株価が動くかどうかという成長性より、ついつい高配当かどうかで銘柄を選んでしまいがちです😅
高配当の銘柄を選んでおけば持っているだけでもらえるお金、それが配当金。
なんてすばらしいシステムなんでしょう!!
(あっ、基準日はありますね、この日までは持っていなければならない...という✌️)
銀行の利息に比べたら何倍もの利率です☺️
まぁ銀行とは違って株には暴落もありますからもし損益が出た場合に配当分だけでカバーできるかというとそれも不安ですが...
株を選ぶ際にPER、PBRをみて割安株を探す手順についてはこれまでも何度か記してきましたが
今回は配当金の仕組みや基準となる数値などを調べてみたいと思います。
配当金が出るしくみを知る上で重要な用語を知ろう
配当金、と聞いて真っ先に思い浮かんだり実際の数値を調べたりするのが配当利回りだと思います。
私も銘柄選びのポイントとして↓のようなもの、と初期の頃は決めていました。
そもそも「割安」株を買いたい。
そのために
◉PER は15倍以下 かつ PBR は1倍付近もしくは1倍以下 のもの
◉配当利回り 3.5%以上
ただこれも初期の頃は「配当利回り」なるものが変動するとは知らず...💦
一度、3.5%以上の銘柄を選んでおけば、実際に配当金をもらう時には
その時の株価×3.5%の配当金がもらえるものだと思っていました😅
以前の記事でも少し触れています。
配当利回りが現在の株価に対する比率だということが今はわかりますので
銘柄選びの基準にはもちろんしますがあまり一喜一憂しないようにしています😅
(所有さえしていればもらえる額なので利回りが高いに越したことはありませんが...)
そこで配当利回りという用語と一緒によく見かけたのが『EPS』という言葉です。
EPSってなぁに?
「Earnings Per Share」の略。 1株あたりの純利益
EPS = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数
→それがつまりは企業の儲け、というわけなので
資本を出してくれた株主に還元するため発行済株式総数で割る、ということでしょうかね。
同じ利益であっても発行している株式の総数が違えば当然EPSも違いますし
一概に高ければいい...というものでもなさそうです😅
◉企業の成長性
これらについて見ていきたいと思います。
企業の収益力と成長性
EPSが企業の収益力を表す、これはわかるような気がします。
そもそもは純利益を割っているわけですから純利益の額が大きいほどEPSが大きくなる。
そして同じ純利益だった場合に今度は発行済株式数の少ない方がEPSは大きくなります。
他社と比べるだけでなく、自社株買いなどして前年と比べると株式数が減少した際などにEPSも増加しますので株主にとっては利益をもたらしてくれている、と言えます。
ただ、これはやはり1年間の純利益に左右される
ものですからその年のEPSだけを指針に見るのではなく数年の傾向を見た方がいいように思います。
今回、決算の内容を見ていく時にここ数年のEPSの推移も見ました。
純利益が減益した企業は当然EPSも数年に比べると低くなります。
純利益が減益したわけではなくても
例えば新規事業のための資金調達=増資によるもの、つまりは株式総数が多くなったような時にもEPSは低くなります。
もし増資によって業績が回復し、EPSも上がっているのであればその新規事業はうまくいっているということでその企業の成長性にも期待ができます。
というようにEPSを見てみると確かに
企業の「収益力」と「成長性」がわかる一つの目安となります🎵
EPSがキレイな右肩上がりの会社は利益ももちろんキレイな右肩上がりで期待値大です😍
EPSと配当性向
EPSを見ていくと必ずと言っていいほど一緒に「配当性向」という用語が出てきます。
計算方法を見てみるとこれ↓ですね。1株あたりの配当は、ちょうど決算時に2026年の会社予想がそれぞれ記されていました。
2026年3月にはこれくらい1株あたり配当金を支払えそうですよー、という予測ですね。
ということは
配当性向とは
1年間に稼いだ純利益のうちどれくらいの割合を配当に回しますか?
なわけですのでもちろん、高いに越したことはありません。
配当性向の高い会社はそれだけ純利益を高い割合で株主に還元している、ということです。
ですが、これもEPS同様、高ければ高いほどいい、というわけでもなさそうです。
メリット
・利益を株主への配当に回す割合が高いのだから単純に配当金も高くなる可能性は高い(配当利回りが高くなる傾向にある)
・もし業績が悪化して減収だった場合にも配当を維持しようとしてくれている
デメリット
・配当に重きを置くため利益が内部留保や設備投資に回る割合が低くなる。→その結果企業の成長性や将来的な収益力が損なわれるかも
・業績悪化でも配当性向が高いままでいた場合、いずれ配当を減額する可能性がある。
とのことで
一般的に配当性向は30〜50%程度が適正、とされているようですね。
ただ、業種や企業が成長過程にあるかどうかによってもことなるようです。
(企業が成長段階にある場合には利益を投資に充てるため配当性向は低くなる傾向にあるのだそう...)
そして最後、DOEについて記します。
DOEってなんのこと?
「Dividend on Equity」のこと。日本語でいうと「株主資本配当率」

ROE!!
この用語についてはよかったら以前の記事をご覧くださいね。
前回の記事で少し触れましたが
純利益に連動して算出されることから
利益は業績による変動が大きいため、配当性向の数値の変動幅が大きくなってしまう。
これに対して
自己資本(株主資本)に連動して算出されるため
利益と違い変動幅が小さく配当が安定しやすい。
という利点があり配当が安定する、ということは株主側も長期的な投資をしやすくなりますね。
今回の決算で私はオプティマスグループでこのDOEという言葉を知ったのですが
オプティマスグループは2025年3月期、経常利益が前年比-78.1%と大きく減、純利益も赤字だったためにEPSもマイナスの数値でした。
ですが、配当は維持されたので配当性向がなんと-244.89% という初めてみる数値でした。
これだけ見てしまうと不安ばかりが募るのですが配当を維持してくれたこと
そして今後の方針を「DOE4.5%を目指す」とありました。
このままの業績だと配当減も仕方がないかな、という数値だったところ配当維持してくれただけでもありがたいですが
この利益に影響されやすい「配当性向」という方針から
利益ではなく株主資本に連動する「DOE」という方針への配当政策を変更していく、
ということに期待しています。
そしてもう一つ。
累進配当とは?
最近増えつつある「累進配当」という方針もあるそうです。
毎年増配し、基本右肩上がり。
もし業績が悪くても前年同期と横ばいの配当は出すことを約束する こと
こういった方針の企業も増えているようですね。
配当が減らない、と約束されているのであれば配当収入を当てにすることもできますし
長期的な資産形成にも適していますよね。
株主にとってとても安心できる要素です。
配当が上昇していく、となればきっと株価にも影響があって相乗効果で株価も上がっていきやすくなるのかしら...
累進配当を宣言している銘柄は私の保有銘柄にはありませんがいずれ購入できたらいいな、とは思います☺️